競争率は各県にある附属小学校によって1~6倍前後ですが、受験可能なエリアが極めて広域である小学校(筑波大やお茶の水大、学芸大学附属竹早など)の競争率は20~50倍になります。このような学校は受験者数が多いので、優秀な子どもでも、その良さが見出されずに埋もれてしまう場合が多々あります。
試験会場に入りきれないほどの人気の高い学校では、まず1次として抽選を行い、人数を絞ってから2次に検査、そして3次としてさらに最終の抽選が行われます。1次の抽選だけで受験者数が半分以下、多いところでは10分の1以下の人数に削られ、抽選でもれた人には検査を受ける資格が与えられません。ふがいないお話ですが、競争率の高い小学校はクジ運が大きく影響するのです。幸い、国立の小学校は複数受験が可能です。受験番号をうまくやりくりすれば、より多くの学校の抽選会に行くこともできます。学校によって、また男女差によって、合格率は変わってくるので事前にチェックしておくとよいでしょう。
表:東京の国立大附属小学校倍率
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1次 |
2次 |
3次 |
お茶の水大附 |
男子 1197→150 |
男子 1197→150 |
男子 1197→150 |
筑波大附 |
男子 2208→908 |
男子 908→130 |
男子 130→80 |
学大附竹早 |
男子 1488→404 |
男子 404→47 |
男子 47→23 |
学大附大泉 |
男子 1035→484 |
男子 484→121 |
男子 121→60 |
学大附世田谷 |
男子 684→115 |
男子 115→60 |
3次なし |
学大附小金井 |
男子 956→180 |
男子 180→76 |
3次なし |
上の表の例は東京ですが、基本的に国立小学校は各県に1つしかないので選びようがありません。抽選のみの合格確立は全国平均で2~3倍程度。運が大きく作用しますので必ずしも努力が報われるわけではないのです。考査で合格しながら最後の抽選で当たりくじを引けなかった方は少なくはありません。「運が良かったら入学できる」と割り切って受験するようにしましょう。